積算代行を依頼したい!主な種類やおすすめサービス3選を徹底解説 

積算 代行

「積算の業務が大変…」

「積算を外注できないか…」

上記のように悩んでいる企業の方もいらっしゃると思います。

積算は、手間・工数が多いため、できるなら外注して効率的に業務を進めたいと思う方も多いでしょう。

積算は代行サービスがあり、専門的な知識を持ったスタッフが業務を進めてくれます。
今回は、そんな積算代行サービスの業務内容やメリット、依頼方法を解説していきます。

積算代行とはどんなサービス?

積算代行サービスとは、建設業界や不動産業界などで使用される「積算」の工事の見積もり作業を代行するサービスです。

建設業や不動産業などの関連企業や個人から依頼を受け、図面や仕様書などの資料をもとに工事の見積もりを作成します。

このサービスを利用することで、建設業や不動産業などの関連企業は、人員やコストの削減、生産性の向上、正確性の確保などのメリットを得ることができます。

また、専門的な知識や技術を持ったスタッフが作業を行うため、正確な見積もりが作成され、工事のコスト管理に役立ちます。

ただし、業界によって作業内容やサービス内容が異なる場合があります。

また、見積もりの正確性や価格の妥当性などに関しては、依頼主や利用者側でも注意が必要です。

積算代行サービスは主に3種類

代行サービスは主に3種類に分けられます。

  • 公共工事積算代行
  • 民間工事積算代行
  • 事務・書類作成

詳しく解説していきますね。

公共工事積算代行

公共工事積算代行とは、建設業者や自治体などが公共工事の入札に参加する際に予算の設定や見積もり業務を代行するサービスのことです。

通常、公共工事の入札には、予算や見積もりを提出することが必要であり、それらを正確に算出することが重要です。

公共工事積算の代行の場合は、業者が自社で見積もり業務を行うよりも、より正確かつ迅速に見積もりを算出することができます。

また、業者は競争力のある価格を提供し、入札の成功率を高めることができます。

民間工事積算代行

民間工事精算代行とは、建設業者や施工会社が建築工事や土木工事などの民間工事において、発注者との契約や支払い精算などの業務を代行するサービスのことです。

民間工事では、工期やコストなどの約束事があり、発注者との契約条件を明確にすることが必要です。

民間工事精算の代行場合は、契約条件の確認や変更、請求書や支払い精算などの手続きを代行することで、業者の負担を軽減し、業務効率を高めることができます。

また、代行サービスによって業者は、精度の高い契約書の作成や正確な請求書の作成など、専門的な業務を迅速かつ正確に処理することができ、業務の効率化やコスト削減につながることが期待されます。

事務・書類作成

代行サービスでは、予算や見積の作成、契約書類の作成など主に事務的な作業を代行します。

具体的には、建築業者や工事業者、不動産会社などから依頼を受け、プロジェクトの規模や内容に応じて、必要な書類の作成や数値計算などを行います。

代行サービスを利用することで、業務の効率化やコスト削減が期待できます。

また、代行サービスは、専門知識を持つプロフェッショナルが作業を行うため、正確な見積もりや請求書の作成が可能となります。

業務のアウトソーシングによって、企業の業務効率化やコスト削減、業務の専門化などに貢献することが期待されています。

積算代行サービスに依頼するメリット

次に、代行サービスに依頼することのメリットを3つ紹介していきます。

  • 即戦力人材を確保できる
  • 積算業務の時間や手間を削減できる
  • 社内で品質や速度の基準を統一できる

即戦力人材を確保できる

積算は、事務的な作業が多く、また専門的な技術が必要です。

しかし、代行サービスを利用することによって、数値計算や見積もりの作成に必要な専門的な知識と技術を持ったプロフェッショナルが作業を行うため、高い精度で作業ができます。

積算業務の時間や手間を削減できる

代行サービスを利用することで、建築や工事の見積もり作成や請求書の作成など、煩雑で時間のかかる作業をアウトソーシングすることができます。

これにより、企業は自社のコアビジネスに集中することができ、業務効率化を図ることができます。

社内で品質や速度の基準を統一できる

また、積算のような属人的なスキルは人によってクオリティやスピードが変わってしまうため、仕事に差が生まれてしまいやすいです。

しかし、代行のプロに任せることにより、品質や速度の偏りをなくすことができます。

積算代行サービスを選ぶうえでのポイント

次に数ある代行サービスを選ぶ上でのポイントを3つ紹介していきます。

  • 対応する工事内容や業種を確認する
  • 担当者のスキルレベルをチェックする
  • 必ずず見積もりを取る

対応する工事内容や業種を確認する

代行サービスも、担当者や費用によって対応できる工事内容や業種が変わってきます。

そのため、最初に依頼したい業務が本当に可能なのかを確認した方が、今後の業務がお互いスムーズに進みます。

担当者のスキルレベルをチェックする

上記でも触れましたが、積算は属人的なスキルであるため、人によってできることにバラツキがあります。

自社で求めている業務を行ってもらうためにも、担当者のスキルを確認することが重要です。

必ず見積もりを取る

必要業務を依頼し、予算内に抑えるためにも、必ず依頼時点で見積もりを取りましょう。

後になってから、やって欲しい業務ができていなかったり、予想以上に予算がかかってしまったりすると、代行サービス・クライアント双方にとってマイナスになります。

なので、自社内で何を・いくらでやって欲しいかのある程度の目安をつけておくことが必要です。

おすすめの積算代行サービス3選

最後に、本記事でおすすめの代行サービスを3社紹介させていただきます。

  • 株式会社CORDER
  • アイリサーチ株式会社
  • 株式会社理世化学

株式会社CORDER

株式会社CORDERは建設業界の不合理な作業を削減することを目指す企業で、積算に関わる業務を幅広く代行しています。

図面からの数量の拾い、広い結果の集計・値入など、幅広い業務を任せることができるスタッフが在籍しています。

また、25年以上のキャリアをもつベテランやさまざまな資格保持者など、それぞれの企業に適切な積算士を紹介することができます。

 

アイリサーチ株式会社

アイリサーチ株式会社は、施工に必要な積算業務を代行する企業です。

全国の案件に対応しており、お客様の希望価格での業務をし、安心感があります。

また、迅速な対応にも定評があり、最短中3日で納品することも可能です。

株式会社理世化学

株式会社理世化学は「ズカラカズ」と呼ばれる独自の積算ソフトを用いて、代行サービスを行う企業です。

「ズカラカズ」あらゆる図面から積算に必要な書類を簡単に作成することができ、株式会社理世化学では更に専門のスタッフがクライアントの業務をサポートします。

「ズカラカズ」の導入料金は一式55,000円となっております。

また、導入後は月額費用24,200円で利用することができ、今後自社内で活用していくことも可能です。

まとめ:積算代行サービスを上手に活用して業務効率化を図ろう!

積算は業務量が多いため、代行サービスを活用して業務の効率化を図ることができれば、自社のより重要な業務に集中することができます。

現在、作業の効率化を検討してる場合は、今回の記事を参考にサービスを検討してみてください。